種差海岸は八戸市東部にある海岸。下北半島から続く穏やかな砂浜の景観と三陸海岸の険阻な岩礁と断崖の磯浜の景観がちょうど混ざり合う地点にある。
1937年に国指定名勝となる。
なお、地名の種差の由来には諸説あるが、アイヌ語の「タンネエサシ」(長い岬)から来ているという説が有力視されています。
また日本の白砂青松100選や新日本観光地百選等に選定されおり、良質な鳴き砂の砂浜でも知られています。
平成25年5月24日に、種差海岸及び階上岳は三陸復興国立公園に指定されました。
大正の広重と謳われた、吉田初三郎は種差海岸芝生地に別邸を構え、家族も移住して戦中戦後の画業の拠点としており、高松宮宣仁親王や斎藤実など政財界の要人、文化人が初三郎の別邸に通った記録が残されている。
司馬遼太郎は、「どこかの天体から人が来て、地球の美しさを教えてやらねばならない羽目になった時、一番にこの種差海岸に案内してやろうと思ったりした。」 他にも、佐藤春夫、宮沢賢治、草野心平、井伏鱒二などの文化人が訪れている。
全長10㎞にもなる海岸は非常に変化に富んでおり、北部の蕪島や葦毛崎付近では荒々しい岩石が露出した磯が見られる一方、白浜海水浴場の近辺は穏やかな砂浜が発達する。また、種差海岸駅の近辺は芝生が敷かれ、海岸に発達した松原との調和が絶妙である。
名称 | 種差海岸 |
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フリガナ | タネサシカイガン |
住所 | 青森県八戸市種差海岸 |
公式サイト | https://visithachinohe.com/course/tanesashi100/ |
駐車場 | 近くに民間駐車場有 |
受付箇所 | 青森県八戸市鮫町字棚久保14-117 |
電話番号 | 0178-51-8500(種差インフォメーションセンター) |
営業時間 | 【開設時間】4月~11月 【現地受付】9:00~17:00 |
利用料金 | 【持ち込みテント】 1張 1,500円 1人用 500円 【日帰り利用者】 1張 1,000円 【日帰り利用者(バーベキュー利用者など)】 1グループ 10人まで 1,000円 11人以上 1,500円 30人以上 2,000円~ 50人以上 3,000円~ |
設備 | 炊事場、キャンプファイヤー場、トイレ、東屋 |
アクセス | 自動車:八戸駅から40分、八戸市中心街から30分、八戸久慈自動車道種差海岸階上岳ICから10分 鉄道:JR八戸線種差海岸駅から徒歩5分 バス:種差海岸遊覧バスうみねこ号「種差海岸インフォメーションセンター」下車 |
駐車場 | 有り(種差海岸インフォメーションセンター) |
注意事項 | 新型コロナウイルス対策として、当面の間11人以上のご利用はお断りしております。 料金等、変更している可能性があります。 詳しくは種差インフォメーションセンター(0178-51-8500)までお問合せ下さい。 |